星も、パンも
第8章 星は…嬉しくて泣く…
「沢山…呼んであげる――…
だから…続きは…ベッドで…」
待てない――――――…
石丸は、そっと―――…俺から離れ…車を降りる…
キスの余韻が体に残る俺は――…
…助手席で…ボーッとする…
「ミー君…降りれる?」
助手席のドアを開けて…微笑む石丸の顔は……
優しくて―――――――…
幸せを感じてしまう―――…
「―――――…大丈夫…」
差し出された手を…
自然に掴み…俺は車から降りた―――――…
そのまま…絡める指と指――…
ドキドキと…ソワソワが…
指先から…
石丸に伝わりそうだな―――…
いいや…
伝わっても――――――…
恋人繋ぎの状態で……
エレベーターに乗り込み…
指と指の愛撫を―――――…
狭い空間で楽しんだ―――…
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