☆短☆編☆集☆[新・続]
第2章 ヒーローにひかれる松井くん
俺は店長の手でイかされてしまった
「気持ち良かったでしょ?」
俺は店長の言葉になんも反応を返さずにそのままソファに踞った
「松井くーん、気持ち良かったよね?」
――グイッ――――
「な!?、い...ッ.......」
真樹はソファに寝ころがって踞ってる俺の両手を付かんで無理矢理に起こされ、そのまま手をクロスさせられた
「まあ、顔赤いしあんな声聴かされたらどーなのかは聞かなくても分かるけど
風也さんが聞いてんだから、無視はよくないんじゃないっすか、ね?松井くん」
「...すみません」
「でもま、素直な松井くんは可愛いからいいけど」
...はっ、つかなんで俺が謝ってるんだよ!!!!
俺悪くないじゃん
やだって言ったのに無視したのはあんた達だろ!!
なんてのは、言えるわけがないんだよ...
「真樹は少しお喋りなんだよね。クス
松井くん、なんか気分でも悪くさせたらごめんね?でも、気持ち良さそうだったからいいよね?」ニコ
―――店長は…
何がしたいのか分からないです
俺に何かして欲しかったんですか?
それとも俺は最初から嫌われてたのかな.......
なんでそんな辛そうに笑うんですか
今は店長と話したくない
声を出す気力が出ない
顔も合わせられない
俺は下を向いて抵抗もせずにただただ黙った
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