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祐樹「ん～やっぱり外はいいね」

絢子「…そうですね」


その夜
約束してた通り
絢子は祐樹と夜の散歩へ出かけた

だけど一回目の時より
お互いの気持ち、考えは変わっていた


祐樹「もうすぐ退院か」

絢子「おめでとうございます」

祐樹「嬉しそうだね」

絢子「そりゃあ患者さんが元気になって
退院するんだから嬉しいですよ」

祐樹「…そうだね」

絢子「…」

祐樹「絢子さん…」

絢子「はい」

祐樹「キス、してもいい？」

絢子「えっ！？あっ…えっと…」

祐樹「…」


強制ではない
絢子へ了解を求めていた
だけどこの状況で断れるわけがなかった
仕事中ではない
プライベートな時間といえ
自分は特別診療科の看護師で祐樹は患者
患者に求められれば…


祐樹「絢子さんごめん、俺…俺やっぱり
諦めきれない…君が好きなんだ」

絢子「あ…」