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地下病棟の秘密

第17章 家に招待されて



アリス「綺麗になったでしょう?祐樹を
ドキドキさせるような女性に…」

祐樹「アリスちゃん…」

アリス「私、18歳になったの、だから
もう子供じゃない」

祐樹「…」

アリス「何も望まない、彼女になりたい
なんて言わない、ただ今日だけ…今だけ
私を見て、私だけを見てほしいの」

祐樹「…」


アリスには驚かされてばかりだった
素敵に成長した見た目にも
その行動力にも
言動も…


アリス「処女とするなんて嫌だと思うけ
ど…」

祐樹「嫌じゃないよ」

アリス「本当に?」

祐樹「でも本当にいいの?俺で…」

アリス「祐樹がいいの、この日の為に私
必死に頑張ってきたんだから」

祐樹「…わかった」

アリス「!!」

祐樹「…ありがとう…アリスちゃん」

アリス「…うんっ」

祐樹「…」


アリスを抱きしめ
ゆっくりファスナーを下ろした祐樹
あの頃より少し日焼けした肌は健康的で
すごく
綺麗だった


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