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地下病棟の秘密

第15章 嵐の予感



莉緒「すいません、ここで橋本絢子って
人が働いてると思うんですけど」

看護師「橋本さん?橋本…あぁ橋本さん
ならここじゃなくて地下よ」

莉緒「地下?」

看護師「最近、地下の特別診療科に移動
になったの、どんな仕事かは知らないけ
ど選ばれた人しか行けない特別科らしい
わよ」

莉緒「ありがとうございます」


面接を終え
絢子に会いに来た莉緒
もちろん絢子に連絡はしていない
連絡を入れたら怒られるとわかっていた
からだ


莉緒「特別診療科、あった」


絢子と同じ
あの日の絢子と同じように
何も知らず地下へ下りて行った莉緒

もちろん地下では今日も医者や看護師が
患者さん相手に色々な治療が
行われていた


莉緒「…!?」

看護師「や、そこ、あぁんっ!!」

男性患者「これ好きなの?」

看護師「うんっ、好き、あんっあぁ!!
ああぁっ…」

莉緒「何…どうなってるの…」


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