
絶対振り向かせる!
第4章 修学旅行当日
「まあ優花が本命でお前が遊びなのは事実」
北野は冷たくいい放った
すると由実は顔を下げた
由実の頬に大量の涙がこぼれた
由実は顔を上げると、涙を流しながら目を赤くさせ、こちらを睨んでいた
「ひどい!
今まで私のことを見て楽しんでたなんて!
あんた、、サイテー
私は、、、私は、、、
本気で優花も、北野くんのことも好きだったのに!」
由実は涙を流しながら声を荒げて叫んだ
「私は楽しかったよ、、、
あんたのバカっプリ見てて」
私はわざと爆笑する
ほんとは泣きたい
由美みたいに涙を流したい
すると由実はこちらを睨みながらこっちにきた
バチンッ
由実が私の頬をビンタした
痛い、、
ほっぺたも痛いけど、、、
心の方が痛いかも
泣きたい、、、
泣きたいよ、、、
「バイバイ、、、
北野くんと優花、、、」
由実はそうつぶやいて部屋のほうへ行ってしまった
