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『好き』の重さ

第3章 浮気?本気?

「わかった。ゴメン…」

そう言った芝田さんは私を抱き締めたあと私の隣に寝転んだ。


「今夜はもう帰るのはむりだからこのまま一緒に寝よう。
フフッ…大丈夫!
もう…なにもしないよ」


そう言って――
寝息をたてはじめた…


片方は腕枕、もう片方は私の腰に回されたまま…


男の人にとって、途中で止めるのがどれ程大変な事かなんて、その時は思う余裕さえ無くて…


何と無く…守られているような安心感を感じつつ、私も眠りに落ちた――



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