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『好き』の重さ

第8章 私の気持ち…

芝田さん…

"芝ちゃん、会いたいよ"


心の中で何度も繰り返す。

最後のメールからもう1ヶ月近く経っている。


何でも良いから芝田さんと繋がっていることを確認したくて、メールを打ってた…


[お久し振りです。

お元気ですか?
近い内にお時間取れますか?
来週辺り食事でもご一緒出来ませんか?]

送信――――。


仕事中に、事務的なメールを送った。



何時ものように…
返事は期待しない…


でも…祈りながら送ったメール。



゚お願いします。
無視だけはしないでください!"


張り裂けてしまいそうな心の丈を込めたメール。


私達は、禁断の関係…


その上私は…三股。


思いもしなかった現実を思い知らされた――



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