夜が明けても傍にいて。
第6章 近くに居たい。傍にいたい。
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「プレゼント...そんなんでいいのか?
俺が、お前の名前を呼ぶことが
お前にとってプレゼントになるのか?」
「---はい。」
私の気持ちに少しでも
気付いてくれますように...。
「誕生日おめでとう...
莉菜。」
!!!
「もう一回、もう一回!」
「うるせー、もう言わねー。」
「慎也さん、ありがとう。」
「あぁ。」
慎也さん...耳まで真っ赤。
「ふふっ。」
「なんだ?」
「何でもない。」
「チッ。」
「慎也さん...。」
「なんだよ?」
「名前...覚えてくれててありがとう。」
「......。」
「慎也さん...。」
「うるせー、もういい!」
慎也さんは顔をこれでもかっていうくらいに赤くして私に覆い被さった。
「俺をからかったこと
後悔するんだな。」
アニメの世界のように白い歯がキラーンと光ったような気がした。
あなたに翻弄される
そんな後悔なら
毎晩でもさせてほしい。
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「プレゼント...そんなんでいいのか?
俺が、お前の名前を呼ぶことが
お前にとってプレゼントになるのか?」
「---はい。」
私の気持ちに少しでも
気付いてくれますように...。
「誕生日おめでとう...
莉菜。」
!!!
「もう一回、もう一回!」
「うるせー、もう言わねー。」
「慎也さん、ありがとう。」
「あぁ。」
慎也さん...耳まで真っ赤。
「ふふっ。」
「なんだ?」
「何でもない。」
「チッ。」
「慎也さん...。」
「なんだよ?」
「名前...覚えてくれててありがとう。」
「......。」
「慎也さん...。」
「うるせー、もういい!」
慎也さんは顔をこれでもかっていうくらいに赤くして私に覆い被さった。
「俺をからかったこと
後悔するんだな。」
アニメの世界のように白い歯がキラーンと光ったような気がした。
あなたに翻弄される
そんな後悔なら
毎晩でもさせてほしい。
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