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俺は、お前を妹として見れない

第4章 誘惑

陽斗は、咳き込む愛莉の背中を左手で摩りながら、右手でタンブラーに入ったお茶を手渡す。

「はぁ…」

「落ち着いたみたいだな。小さいガキじゃあるまいし、次からは、よく噛んでから飲み込めよ」

「…はい」

昼休みが終わり、教室に戻ると…何故か愛莉の席に荒瀬が足を組んで座っていた。

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