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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第34章 ☆*♪ X’mas short short *2*

そんなことをしみじみ思いながら、食い入るようにショーケースの中を見つめていると



「もし宜しければ、お付けになってみますか?」



後ろから、女性の店員さんが笑顔で近付いてきた。


私と同じくらいか、少し若いくらいで、ニコニコしててとても感じがいい。



「あ、すみません。
実はこちらと同じものを今つけてて……」

「あら♡そうなんですね!
嬉しいです」



コートの内側に手を入れて、ネックレスを引っ張り出すと


店員さんはパアッと笑顔を輝かせて笑った。



「うちの店は全てオリジナルなんですけど

この星のシリーズは、個人的に想い入れがあって

私の1番のお勧めなんです♡」



白い手袋をして、ショーケースの鍵を開けると


私が付けているのと同じネックレスを、店員さんはそっと取り出した。

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