テキストサイズ

♡*:。.rena's world story.。:*♡

第30章 ♥隠れて甘いkissをして/wedding ceremony

* * *


「あ゛ぁぁぁぁ~~~
アタシもやっぱり結婚したいわぁぁぁ」



誰よりも高く、周りが圧倒されるジャンプ力を見せつけて


咲原のブーケを必死に掴み取ったアンジーが、号泣しながら叫ぶ。



「なんでエロガッパだけ幸せになって、そいつを支えたアタシが今でも1人なのヨ!
冗~談じゃないわよぅぅ~~!」

「……アンジー、彼氏いないの?」



ガーデンテラスのテーブル席に戻りながら、一応聞いてみる。


もし男のままだったら、その辺のハリウッド俳優よりもカッコイイんじゃねーかってくらい


アンジーは男前だ。



「うるっさい!!
立花!既婚者のあんたにもう用は無いワ!」

「…………」

「その代わり独身で精力の強い、まだピッチピチの友達紹介して!!」

「……なんか、生贄にされそうじゃない?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ