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美智子「クロどうしたの？」

クロ「…」

美智子「心配してくれてるの？」

クロ「ニャ～」

美智子「ありがとう」


真宙のいない寂しさを紛らわすように
クロを強く抱きしめた美智子

いつもなら抱きしめると抵抗するのに
今日のクロはされるがまま
大人しくしていた


美智子「ねぇクロ…私ね、私…」

クロ「…」

美智子「また一人ぼっちになっちゃった
一人になっちゃったよ…」

クロ「…」

美智子「寂しい…寂しいよ…」

クロ「…」

美智子「真宙に会いたい…会いたいよ…
真宙…」

クロ「…」


泣きながら真宙への想いを伝える美智子
離れ離れになってようやく気づいた
真宙を想う気持ちに

胸が苦しく辛く悲しくなるほど
自分は真宙が…


真宙が好きなのだと…


美智子「真宙…」

クロ「…」