禁断ハーレム〜beastな関係
第3章 新たな生活
その一日、何事も無い様に過ごす様に心掛けた
心配症の愛梨に心配させたくなくて、伝える事無く、時間が過ぎていく
それに、直ぐに引っ越ししようと心に決めている私
今日、不動産を見に行って、一日でも速くアソコを出るんだと心に誓う
私は簡単に考えてた
直ぐに部屋が見つかるだろうと
大学が終わり、不動産に行く途中母に電話した
バリバリのキャリアウーマンの母は忙しそうに出た
「あ、もしもし?お母さん?今時間良い?」
『良くないわよ!!!忙しいんだから用件だけ手短に言って』
「やっぱり私、アソコには住めない」
『アソコって明人さんのマンション?』
「うん.....だから今から不動産に行く途中」
お母さんには悪いけど自分の貞操の危機なのだ
まだまだ未成年の私が部屋なんて借りられる筈も無く、保証人やらなんやらいるとわかってる
母に電話したのはそういったのも含めてだ
だからお願いねと、頼めば意外に意外
『ハイハイ、わかったから切るわよ?今から会議なのよ』
あっさり承諾した母はブツリと通話を終わらせた
少しは反対するかなと踏んでただけに呆気に取られる
も、不動産に向け足を進めた
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