禁断ハーレム〜beastな関係
第3章 新たな生活
翔side〜
涙いっぱいの大きな瞳に俺が写り、胸が高鳴る
そんな顔をさせてるのに、欲情する
フルフルと震える唇が目にとまり、ゴクッと喉がなった
付き合っている時はキス止まりだった奈々との関係
幼さは残るものの、俺の瞳にはキラキラと光って見える
大きな黒目がちな瞳、掌は包める程小さくて、暴れる奈々の指を絡ませながら力を込めた
後悔してもしきれない
別れてから、ずっと見守って来たこの体が今目の前に有る
ずっと......
見てたんだ
別れてからも.......
ずっと......
あれから何年の月日が過ぎた?
幼い風貌は変わらずだけど、徐々に女性らしく変わって来る奈々が眩しくて何度も、何度も話しかけようとした
でも、自分の過ちは消せず、見てる事しか出来なかった
どんな理由があろうと傷付けたのは俺だ
奈々と別れた瞬間、一生片想いをする覚悟だった
だけど
神様........感謝します
もう一度チャンスをくれた事に.....
どんなに奈々が嫌がろうと
再び奈々をこの手に.....
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