禁断ハーレム〜beastな関係
第3章 新たな生活
目の前に聳え立つのは高級マンション
パカッと大口開けて見上げる私は間抜け面
此処で間違って無いよね?と地図を見つめる
住所も合ってる.....
明人さんの所有物だと言ったよね?
明人さんって一体......
暫く固まり動けなかったがなんとか一歩踏み入れた
高級マンションなだけにコンシェルジュが居た
「お話しはお伺っております」
品の良さそうな中年の男性だった
挨拶するとエレベーターへ乗り込んだ
高級マンションのエレベーターは音まで違うらしい
チンッと音が鳴り響いた
着いた先は最上階だった
扉は一つ....
ハハハと乾いた笑みが漏れる
何か指紋認証が付いてるんですけど.....
どれだけ.......
でも私の指紋認証はしてないでしょ?と、扉の前に佇む事数秒
カチャと扉がゆっくり開いた
本日何回目かの驚きを体感し、思わず後ずさる
「菜々ちゃん遅かったね...」
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