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闇の王と光の騎士

第16章 闇の王の粛清

コロシアムでは兵士達が月影を囲んでいた。

観衆たちは月影の死を望んで合唱のようなコールを上げていた。

「すまいるッ……」

襲いかかる兵を月影は次々と倒す。
しかし予め月影の襲撃を予測して待ち構えていた為、兵の数は圧倒的だった。

「跳ッ!!」

きりがないと見た月影は全速力で走り、跳んだ。

格闘ステージから観客席へ跳び移る。

「すまいるッ!! 覚悟しろ!!」

「きゃああっ!!」

観客たちは慌てて逃げ出す。
月影はそのまま客席を跳び移りながらすまいるの席へと向かっていった。

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