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「うわっ!?　なんだッ!?」

光りはあっという間にゆきめを包み、放電してるかのようにバリバリッと音を立てた。

「い、いゃああああアアアアアアッ!!」

悲鳴は次第に魔物じみた声に変わる。

「ゆきめっ!!　大丈夫かっ!?」

光が緩やかに治まり、ゆきめは深紫に染まっていた。

「な、なんだっ……なんなんだよ、これっ……」

禍々しさにみぃみぃが後ずさる。

「シャアアアアァァア!!」

ゆきめは蛇のような鳴き声を上げ、みぃみぃに襲いかかる。

妖刀に翻弄される少女と義賊のリーダー。
望まざる対決は避けようがなかった。