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「庄之助くん！

今日うちに泊まらない？」


お母さんが大きい声で言い出した


いきなり何言うんだよー


もー折角思い出に浸ってたのに～


「今日はあいさつだけの予定だったんで遠慮しときます」


赤城が真面目に返答した


今日はってことはいつか泊まりにくるってこと？


ま、いっか


小学校の時は週一くらいの勢いで泊まってたし


そーいえば、私が赤城の家に泊まったこともあったな



「なんだーー

舞の部屋に泊まってもらおうかと思って、折角掃除したのにー」


お母さんが衝撃的な発言をした


「は？」


私の部屋？


泊まる？


掃除？


お母さんたらなに考えてんの、、、


「大体私には、、、」


文句を言おうとしたその瞬間


「もうっ！お母さん！

なんでお姉ちゃんの部屋なの！？」


真由が出てきた


「そりゃーね

庄之助くんが折角帰ってきたんだから二人でそういう関係になっていただかないと」


お母さんがニヤニヤしながら言った


私と真由以外のみんなは唖然としていた


真由はすごい形相をしている


お母さん、


ふざけすぎ！


もう！


これには流石に怒った


「ふざけないで！

私には蒼ちゃんがいるんだから！」


「…………」


大きな声を出したらみんな黙っちゃった



「はあ、、、仕方ないわね

わかったわよ」


お母さんはふてくされた顔をして言った