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「みみこ…触りたい…ココ…だめ？」


俊くんは、あたしの胸元を熱く見つめながら尋ねてきた。

いつもなら、あたしの返事なんか待たずに強引に触るじゃない？


聞かれたら…返事に困るよ。

「みみこの…触りたい…だめ？」

あたしを後ろから抱きしめる俊くんの体温が、背中越しに熱く感じて切ない。


あたしがダメって言ったら、今日は触ってくれないの？


そう思うと、やだった…。



「触って欲しいよ…。

今日はいっぱい…して欲しい…。」



恥ずかしいけど


なんだか今日は素直に俊くんにそう言えた。