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ドクン！
ドクン‼︎
ドクンッ‼︎‼︎



心臓が猛烈な勢いで飛び跳ね、危険を知らせてる！



あたしは、慌てて もと来た道を走り出した。



しかし、ニコちゃんは意外にも素早くあたしの二の腕を掴み取った。



引き寄せられた反動で、あたしは背中とお尻を地面にしたたか打ち付けることになる。



「みみちゃんに、乱暴しないでよ〜。」



何だか間伸びした男の声がした。



あたしは、仰向けのまま見上げると2人の人影があたしを見下ろしていた。



「キャーーーッ‼︎
……むぐっ…んー！んー‼︎」



悲鳴をあげたが、すぐさま口の中に何かを詰め込まれてしまう。