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「再会」と呼べる「出会い」

第17章 溶ける体温

「初体験の記憶
 塗り替えようか」


見下ろす次郎君が
微笑みかける。



…ドキドキ




   ド



「    あ    」





  …グチュ






「んっ … ん」





一定のリズムを持った液音が
耳から脳を責めてくる。

それ以上に…

逃げ場の無い快感が
全身を縛り付ける。


「ミカ …息して」



「ん…」



キス つ されたら
息できないよう…!!



    ちゅ ぱっ …!


「っ …ハァ ハァ ア 」



二人の口の中をも繋ぐ様に
糸が伸びた。







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