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「再会」と呼べる「出会い」

第16章 それは襲い来るもの

「焦らずとも
 ハルシオなら心配いらん
 一人ではないからの」

「…でも
 …あたし 行く  !!」



月ちゃんはそう言い切らない内に
学校へ向けて走り出した。

俺も走る。



「愛じゃのう」


背中のほうで
ドラおじさんが呟いた。







…ド   ォォォオン  !!


学校からは二度目の爆発音







学校には火守である茜ちゃんがいる。

茜ちゃんは60歳近いけど、
その火力は歴代最強。




先ほどから爆発音は聞こえるものの
火の手が上がった気配や
何かが壊れた気配は無い。


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