テキストサイズ

「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

ミカは
そういう現場で巻き込まれそうになり、
そこに次朗さんが現れて…。





俺は少しホッとしてしまった。


寧ろ次朗さんがいなかったら
ミカは…。

凪野と塩田を
一発ずつぶん殴りたい。




「百瀬!」


凪野と塩田が倒れているのは
理解出来るが
何故百瀬も?

ミカと少しは仲良かったんじゃないのか?


一応、意識を確認する。
俺は軽く百瀬の頬を叩いた。

しかし全く反応はない。


「香田 大丈夫だ」

隠土先生が
百瀬の頭の方に跪き、
額にそっと手を当てた。

「悪夢を見ているだけだ
 ま 精神的にはかなりやられるが…」


…悪夢

木瀬も、あの時同じ目にあってたっけ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ