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「再会」と呼べる「出会い」

第14章 最強の彼女

「わっ!! んだコレ?!」
「うわ!!」


どさっ




驚いた男子が私から離れた。



…助かった!!!




男子二人とエミは戸惑いながら、
寒さと得体の知れない事象への
恐怖に震えていた。



入り口のドアを見ると


雪が張り付くように凍り付いている。


私はそれらを見て
恐怖よりも寧ろ安心感を覚えた。




だってこの氷は…




ばん…!!!




勢いよく、入口のドアが飛んだ。

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