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外に出ると、淳弘が、しゃがんで待ち伏せていた。

「淳弘…何で、ここに？」

「偶然、お前と玉木が、ファミレスに入る所を見たんだ。で、気になって窓から様子見てたんだけど…お前の横に座ってた男誰？」

「…あやと同じ学校の鮪山って人。
その人が、彼氏いないなら、友達から始めようって言われたの」

「で、お前は、何て？」

「もちろん断ったよ」

それを聞いた淳弘は、ホッと溜め息を吐き、小声で

「…断って、よかった」

「？」

その後、あやから、連絡や会わないまま
季節は、夏へ