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忘れた頃に…

第42章 寄り道



『危ねぇ!って言うか、痛えし!
普通グーで殴らねぇだろ…』

右手で左肩をさすりながら、大袈裟に痛がった。

「天罰!(笑)」

森林公園と書かれた看板の先の駐車場に入り、停めた車から降りる。

『涼しい!』

「ホントだ!気持ちいいね。」

9月…暦の上ではもう秋だが、まだまだ暑い日が続いているのは確か。

冷房とは違う涼しい風が、心地良かった。

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