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「ｷｬｯ！」

少し力を入れたら、よろけてオレの腕のなかにおさまった。

「お前さ…」

「え？…ﾝｯ？！」

上を向いた瞬間に、キスした。

「んーーー！」

…離してやらねぇ。

片手で頭を固定し、動かなくした。

…お前が悪い。

「ﾝｯ！なに…して…！」

「お前、隙ある言うとるやろ」

座り込んだ村田さんをその場に残し、玄関を出た。