
息もできない
第22章 俺に矛先を向けるな(サイドストーリー2)
予想外の質問をされて俺はたじろいだ
あの時俺も思ったんだよな
流石に気使いすぎかなーなんて
思えばあの時から朗のこと意識してたのかもしれない
そう考えると言いづらくて
「あー?そんな扱い方したかー?」
ってしらばっくれた
すると
「ふざけんな。わざわざ風呂に入れて髪も乾かしておまけにベッドに寝てるのは俺1人だったろ。寝てる人間扱うのなんてただでさえめんどくせえことやったの誰だ」
と言われた
なんだよ、わかってんじゃねえのかよ
俺今日こんなんばっかだな
「そーだよ!わざわざお前のこと誰にもやったことないほど丁寧に扱ったよ!仕方ねえだろ………お前のこと、なんか可愛く見えたんだよ」
正直に告げると朗が俺の方に腕を伸ばしてきた
子供が「抱っこ」ってねだる時みたいに
俺が近づいてその腕の中に入ると朗が俺の腰あたりに抱きついてきた
そのまま俺の顔をみてくるから、自然に上目遣いになる
くそ
またツンデレかよ…
可愛いな
「俺も………あの時から変だった」
「変?」
「あの時からずっと、圭太のことばっかり考えてた」
俺は顔が急激に熱を持つのを感じた
あの時俺も思ったんだよな
流石に気使いすぎかなーなんて
思えばあの時から朗のこと意識してたのかもしれない
そう考えると言いづらくて
「あー?そんな扱い方したかー?」
ってしらばっくれた
すると
「ふざけんな。わざわざ風呂に入れて髪も乾かしておまけにベッドに寝てるのは俺1人だったろ。寝てる人間扱うのなんてただでさえめんどくせえことやったの誰だ」
と言われた
なんだよ、わかってんじゃねえのかよ
俺今日こんなんばっかだな
「そーだよ!わざわざお前のこと誰にもやったことないほど丁寧に扱ったよ!仕方ねえだろ………お前のこと、なんか可愛く見えたんだよ」
正直に告げると朗が俺の方に腕を伸ばしてきた
子供が「抱っこ」ってねだる時みたいに
俺が近づいてその腕の中に入ると朗が俺の腰あたりに抱きついてきた
そのまま俺の顔をみてくるから、自然に上目遣いになる
くそ
またツンデレかよ…
可愛いな
「俺も………あの時から変だった」
「変?」
「あの時からずっと、圭太のことばっかり考えてた」
俺は顔が急激に熱を持つのを感じた
