
息もできない
第22章 俺に矛先を向けるな(サイドストーリー2)
こんなとこに住んでんの!?
しかも最上階かよ!
あいつの仕事儲かるなぁ
っていやいやそうじゃなくて
俺が考えを巡らせている間にエレベーターは朗が押したボタンに従って俺たちを最上階に運んでくれた
エレベーターの扉がゆっくり開くと朗はまた歩き始める
暫くすると一つのドアの前で立ち止まって持っていた鍵でマンションのオートロックを解除した時のように開けて部屋の中に入った
と思った
直後
俺は朗に抱き締められた
俺より少しだけ低い位置で俺の肩口に埋められた顔が鼻を擦るように動く
そして首にちゅ、とキスを落とされて朗に
「好き」
と言われた
耳元で言われてようやく両想いだって実感出来て、俺も力一杯抱き返した
「俺も、好きだ」
知らない
俺はこんな感情、知らない
直のことが好きだったはずなのに
もう思い出せない
俺は朗が離れていかないように必死で抱きしめた
どれぐらいかわからないけど、長く抱き合って俺の頭を朗の頭に擦り付けるようにすると朗も同じようにしてくるそのまま少しづつ移動して、顔を上げて
お互いがお互いに引き寄せられるようにキスをした
最初は触れるだけ、徐々に深く
しかも最上階かよ!
あいつの仕事儲かるなぁ
っていやいやそうじゃなくて
俺が考えを巡らせている間にエレベーターは朗が押したボタンに従って俺たちを最上階に運んでくれた
エレベーターの扉がゆっくり開くと朗はまた歩き始める
暫くすると一つのドアの前で立ち止まって持っていた鍵でマンションのオートロックを解除した時のように開けて部屋の中に入った
と思った
直後
俺は朗に抱き締められた
俺より少しだけ低い位置で俺の肩口に埋められた顔が鼻を擦るように動く
そして首にちゅ、とキスを落とされて朗に
「好き」
と言われた
耳元で言われてようやく両想いだって実感出来て、俺も力一杯抱き返した
「俺も、好きだ」
知らない
俺はこんな感情、知らない
直のことが好きだったはずなのに
もう思い出せない
俺は朗が離れていかないように必死で抱きしめた
どれぐらいかわからないけど、長く抱き合って俺の頭を朗の頭に擦り付けるようにすると朗も同じようにしてくるそのまま少しづつ移動して、顔を上げて
お互いがお互いに引き寄せられるようにキスをした
最初は触れるだけ、徐々に深く
