
隠れて甘いkissをして
第55章 溢れる愛
体に刻まれる刺激で、隼人の言葉が耳に入ってこない。
「あっ……だめ……隼人……っ」
「だめ? 全然だめそうじゃないよ?」
隼人はニコッと笑う。
左手で私の腰をぐっと引きつけて、逃げないように固定する。
さっきまで震えていた手とは思えない。
その顔は、完全に野獣に変わっていた。
「………だ、だめ…!
あっあ… もう………っ」
「イきそう?」
「んんっ……!
あ、あ…… や……いや……!」
「いいよ。 イッて」
体の奥が熱くなる。
もう我慢できない………!
「……ああっ……っっ……」
隼人の体にしがみつきながら
私は絶頂に昇りつめた。
