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隠れて甘いkissをして

第6章 秘密の場所へ



車でどこかに行くのかな…?




「ちょっと遠いけど、期待しててよ。
あ、家とか大丈夫?」


「私1人暮らしなんで、全然大丈夫です!」




私は、なんだかワクワクしてきた。



強引。

だけど、その強さに惹かれる。



まだ何も知らないその人に、私はすっかり心を奪われていた。




彼がキーを向けた先で、1台の車のライトが点滅する。



それを見て私は目を丸くした。



車に詳しくない私でも知っている、超がつくほどの高級車だったからだ。

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