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隠れて甘いkissをして

第42章 最後の夜


「由宇」




隼人の手が私の肩に周り、近くに引き寄せられた。




「俺も、お前に逢えてよかったよ」

「…………っ」




唇が重なる。

隼人のキスは、甘くて、切なくて

全身が溶けてしまう。




「ん……っ……」




長くて深いキスに、体が熱くなる。

隼人の手が私の足に触れた。




「だ、だめ……
ここじゃ、だめ……」

「由宇はいつもここじゃだめって言うね」




隼人は唇を離して、クスッと笑った。




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