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隠れて甘いkissをして

第32章 対面


足音が近付いて来て、私のすぐ後ろで止まる。


3人が後ろの人物を見て、笑うのをやめた。


というよりも、固まったと言った方が正しい。




「楽しそうだから俺も混ぜてよ。
まぁ、楽しそうなのは君達だけのようだけど」




………振り返らなくても


その綺麗な声ですぐ分かる。


でも


まさか………




「由宇、遅くなってごめん」



隼人の声が、頭の上から優しく響いた。

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