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隠れて甘いkissをして

第32章 対面



「…ごめんな…さ…い…」




立花の彼女に対する自分の愚かさに、私は繰り返した。


頭の中がぐちゃぐちゃで、この場から逃げ出したい。


立花の事


隼人の事


赤いワンピースの彼女に


週刊誌で見た隼人の過去




今朝まで、素直になって新しいことをしたいなんて考えてた自分が、無償に恥ずかしくなった。


どうしたらいいの?


私は何がしたいの?


なぜ、今こんな事になっているの?


……もう、分からないよ………

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