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隠れて甘いkissをして

第12章 彼女と同期

「……アキくん、帰ろう?」



その声で再び頭を切り替える。

麻里奈は既にデザートを食べ終わっていた。



「あぁ、じゃあ出よっか」



考え事を頭の中に押し込み、会計をする。



………………



店を出ると、麻里奈は俺の手をギュッと握って

潤んだ目で見つめてきた。



「ん? どーした?」

「……アキくん、キスして」

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