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Take me

第10章 10



「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
「あ、いえ待ち合わせてるん……あの人です」
「あ、はい!どうぞ!」


奥に手を振っている紘夢のお兄さん


「あの…」
「ごめんね、瑛士くん。来てくれてありがとう」
「良いですけど…座っても?」
「どうぞ」


俺が座ると紘夢のお兄さんは、ウェイトレスを捕まえて俺の分のアイスコーヒーを頼んでくれた。


「あの、紘夢のお兄さんは…」
「ははっ千晃で良いよ」
「あ、じゃあ千晃さんは何の用があって俺に?」


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