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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第6章 Waking(めざめ)

 実に久しぶりにケータイが鳴った。その時、愛奈はボディガードの運転する車で高校から帰宅途中だった。
―もしもし。
 嬉しげに弾んだ声で出たことに、愛奈自身は気づいていない。無言で運転するボディガードがチラリとこちらを窺っていた。基本的に彼らと愛奈が言葉を交わすことはない。彼らはあくまでも監視役としていつも少し離れた場所から愛奈を見守っているという感じだ。

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