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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

「もし僕が高校生じゃなかったら、せめてもう少し大人だったら、僕は君がアークの社長のフィアンセであろうと、気持ちを堂々と打ち明けたと思う。その上で君が社長よりも僕を選んでくれたなら、僕は社長を敵に回しても君をさらっていった。でも、僕たちはまだ高校生にすぎない。仮にこのまま君とどこか遠くに逃げたとしても、僕は君の幸せを守ってあげられると約束はできないんだ。勇気と意気地のない僕を許して」
 ううんと、愛奈は泣き笑いの表情で首を振った。

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