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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第4章 Confusion(混乱)

 愛奈は最早、言葉もなく蒼白になっていた。
 反町君が気遣うように彼女を見た。
「大丈夫?」
 愛奈はそっと頷くしかない。彼は弱々しい笑みを浮かべた。
「僕も君と同じだ。晴れて受験が終わって卒業式の日が来たら、君に思い切って告白しようと思っていた。もっとも、バレンタインに君から告白してくれたのだとしたら、卒業よよりは少し早く付き合うことになったかもしれないけどね」

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