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｢七海ちゃん…びっくりした？｣


｢えっ…あ…まぁ……｣


｢細かい事は力哉くんから聞いて…それよりも早くこれに着替えましょう!!｣

梨華さんが指さしたのは、白いウェディングドレスだった。


綺麗…。
私、これ着るの？

梨華さんかドレスを丁寧に着させてくれる。

そして私は鏡を見た。



｢似合ってるね…七海ちゃん｣


｢そうですか？｣


｢これ、力哉くんと舜斗くん、泰生くんの３人で選んだのよ…｣


えっ？
これ、力哉と舜斗と泰生が…。


私は涙を流していた。



｢泣くのはまだ早いよ？｣


｢だってぇ…｣

涙が止まらなかった。


でも化粧をするから、必死で涙をこらえた。

すべて整った。


メイクも髪もアーティストさんが全部やってくれた。