無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

｢全く怒ってねぇから安心しろ!!｣


『本当っ？』


｢おう…で、２人はどうすんの？｣


『また２人で帰らせてくれる？』


｢あぁ…りょーかい!!｣

俺は電話を切った。


２人で帰らせるか…。
なんか心配だな……。



｢あれ？力哉くん…この子たちは？｣


｢店長…あの、俺の息子たちです…｣


｢えぇー!!力哉くんの？｣

店長は驚いた顔をして見てくる。


これってやばくね？
バイト先に子どもを連れてきたって…。

連れてきた訳じゃないけど…。



｢あの、長男の舜斗で５才。次男の泰生で３才…ほら、あいさつ…｣


｢｢こんにちは!!｣｣

俺は一応紹介しといた…。


｢こんにちは!!あっ!そうだ!!奥で遊んでてもいいわよ…｣


｢えっ？い、いいんですか？｣


｢どーぞ!昼休みを使って連れて帰ってあげなさい!!｣


｢ありがとうございます!!｣