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私と力哉は３年生がやっている、お化け屋敷に行くことにした。

お化け屋敷嫌いなんだよね…。



教室の外で待ってると、中からものすごい悲鳴が聞こえてくる。


｢怖いか？｣


｢べ、別にぃ……｣


｢強がったって無駄だけど？｣

うっ…。


強がって見たけどダメだったか…。

出番がだんだん近づいてくる。



そして私たちのばんになった。
いよいよかぁ…。




｢でわ行ってらっしゃーい｣

そう言われ、私たちは中に入った。


一気に暗闇になる。

中は少しひんやりしていた。


怖いよ…

私は力哉の袖をギュッと掴んだ。




｢やっぱり怖いんじゃん…｣


｢だってぇ……｣

力哉は平気で前へ前へと進んでいく。