幼なじみはドSで超エッチ
第11章 11,文化祭準備
☆力哉Side
診察室に入ると、一人の医者が椅子に座っていた。
この人かぁ…。
「久しぶりだな…力哉」
「どうも…」
この人は航平の一番上の兄貴。
航平は3人兄弟の末っ子。
高峰 駿太(タカミネ シュンタ)。
今はここで医師として働いている。
でも俺は苦手…。
「最近はどうだ?」
「まぁまぁっす…」
「痛みは?」
「時々あるくらい…」
「じゃあ傷口見るから服上にあげて」
俺は言われた通り、カッターシャツを上にあげた。
俺の腹には痛々しい傷口が残っている。
「順調だな…」
「はい…」
よかった…。
順調で…。
もう入院とかしたくねぇし…。
暇で暇で仕方ねぇ。
それにご飯はまずいし…。
あとできねぇし…。
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