テキストサイズ

華のしずく~あなた色に染められて~

第16章 【夢のなか~華のしずく~】 光の祈り人

「そなたは、いつもここへ来ているのか?」 気を取り直して、秀吉は千都に眩しげな視線を向けた。
「ええ。ここに来ると、何だかホッとするものだから」
「毎日通うのは大変だろう」
 さりげなく水を向けると、千都は首を振った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ