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華のしずく~あなた色に染められて~

第16章 【夢のなか~華のしずく~】 光の祈り人

 時に、秀吉は十八歳であった。憎み続けた女の息子が領主に―、定子の心は口惜しさと怒りが渦巻いた。定子はひそかに亡き秀信の重臣で定子贔屓であった者とはかり、秀吉暗殺を企てた。

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