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拓真「まさか…こうして会うとは」

美鈴「えっ？あぁ奥田先生？」

拓真「うん、教師を目指すようになった
きっかけは両親にあるけど本気で教師に
なろうって思ったのは奥田先生のおかげ
なんだ」

美鈴「恩師なんだ」

拓真「うん、すごくいい先生だよ」

美鈴「そうなんだ」


それから数日後
拓真は奥田先生と二人で食事に出かけた
美鈴も一緒にと誘われたが
香苗を差し置いて
生徒の自分が行くわけにいかず
またの機会にと
断った


香苗「恩師？」

美鈴「うんっ、本気で教師になろうって
思ったのは奥田先生のおかげなんだって
お義兄さん言ってた」

香苗「そう…なんだ…」

美鈴「教師っていい仕事だよね」

香苗「…そうだね」