ショートラブストーリー
第7章 高橋②
「高橋さん?お仕事お疲れ様です」
「うん、真由美ちゃんもお疲れ様」
最近、仕事が上がって帰宅する前に真由美ちゃんに電話をするのが定番になってる。
今週は忙しくてなかなか店に寄れないらしい。
昼休みに時間が空けば来てくれるけど、今日は来てくれなかったから忙しかったんだろうな。
「仕事、大変なの?」
「んー、ちょっと。次の日に延ばせなくて」
「そっか。…今、家?」
「うん…どうして?」
「いや、残業中だとまずいから」
くすくす笑う声が耳をくすぐる。
「仕事中ならこんな風に話できませんよ」
「そっか。安心した」…
ふぅ、と息をついた俺に、真由美ちゃんが
「高橋さんは?今日、忙しかった?」
「まぁ、いつも通りかな」
いつもと違うと言えば、亮って奴が来ただけで…
真由美ちゃんに、奴の事を聞こうか。
「あのさ、今日来たお客なんだけど」
「うん。…あっ!!やっ…!」
向こう側で短く叫ぶ真由美ちゃんに、俺は戸惑った。
「うん、真由美ちゃんもお疲れ様」
最近、仕事が上がって帰宅する前に真由美ちゃんに電話をするのが定番になってる。
今週は忙しくてなかなか店に寄れないらしい。
昼休みに時間が空けば来てくれるけど、今日は来てくれなかったから忙しかったんだろうな。
「仕事、大変なの?」
「んー、ちょっと。次の日に延ばせなくて」
「そっか。…今、家?」
「うん…どうして?」
「いや、残業中だとまずいから」
くすくす笑う声が耳をくすぐる。
「仕事中ならこんな風に話できませんよ」
「そっか。安心した」…
ふぅ、と息をついた俺に、真由美ちゃんが
「高橋さんは?今日、忙しかった?」
「まぁ、いつも通りかな」
いつもと違うと言えば、亮って奴が来ただけで…
真由美ちゃんに、奴の事を聞こうか。
「あのさ、今日来たお客なんだけど」
「うん。…あっ!!やっ…!」
向こう側で短く叫ぶ真由美ちゃんに、俺は戸惑った。
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