
I'll protect you.
第39章 3人
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『あ〜〜〜!!!!』
……どうしよっ!!
「〜〜!!
うるさいな!お前のせいでまた字間違った!!」
私の前の席にいるカナ兄ちゃんが後ろを向いて、しぃー!と人差し指を口の前に置いている。
『だってー…私だけ進路決まってないんだもん…』
カナと光輝君は既に進路が決まって、願書を書き始めている中、私は1人資料やオーキャンに行ってる始末……
「かーけーたーー!!」
『「なに!?」』
大きく伸びをしてから、綺麗に書けた練習用の願書を大事そうに待ち、職員室へとルンルンしながら走って行った光輝君。
「あいつ、六回も書き直したらしいけど……
あれ練習なんだけどな……」
『可哀想…』
もうやだ……
『奏斗くん!!進路希望調査の紙出した!?』
「まだー。楓は出したのかー?」
『バッチリよ!!』
そう言って、カナの周りを犬のようにまとわりつく楓。
こんなのが2年も続けばカナも慣れてくるわけで、楓の扱いが上手くなった気がする……
『優は進路決まった?』
『まだなの……』
楓に肩を叩かれ、慰められても不安は消えない。
『はぁ…』
本当にどーしよ〜〜!
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『あ〜〜〜!!!!』
……どうしよっ!!
「〜〜!!
うるさいな!お前のせいでまた字間違った!!」
私の前の席にいるカナ兄ちゃんが後ろを向いて、しぃー!と人差し指を口の前に置いている。
『だってー…私だけ進路決まってないんだもん…』
カナと光輝君は既に進路が決まって、願書を書き始めている中、私は1人資料やオーキャンに行ってる始末……
「かーけーたーー!!」
『「なに!?」』
大きく伸びをしてから、綺麗に書けた練習用の願書を大事そうに待ち、職員室へとルンルンしながら走って行った光輝君。
「あいつ、六回も書き直したらしいけど……
あれ練習なんだけどな……」
『可哀想…』
もうやだ……
『奏斗くん!!進路希望調査の紙出した!?』
「まだー。楓は出したのかー?」
『バッチリよ!!』
そう言って、カナの周りを犬のようにまとわりつく楓。
こんなのが2年も続けばカナも慣れてくるわけで、楓の扱いが上手くなった気がする……
『優は進路決まった?』
『まだなの……』
楓に肩を叩かれ、慰められても不安は消えない。
『はぁ…』
本当にどーしよ〜〜!
