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I'll protect you.

第29章 GW




ユウはまだ泣いていて、鼻をすする音がやけに静かな部屋に響いた



『…さっきは、急に押しかけちゃって

ごめんなさい……みんなで遊んでたのに…』



「……気にすんな。

なんで、シンを見て逃げたりしたの?

喧嘩でもした?」



ユウは首を横にフルフルと振った




「じゃあ、なんで?」




意地悪な聞き方。



でも、ユウにはこれぐらいしなくちゃ本性を現さないことくらい10年一緒にいなくてもわかる










『もうこのままの関係なんて嫌だよ……っ』








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